信者さんのおはなし

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心の美人になりたくて

美子さんの名前は、当時の金光教の教主がつけてくれた。「美子」と書くことから、「心の美人」になりたいと思った。42歳の時、夫が通勤途中に倒れ、一命は取りとめたものの、意識は戻らず今までのような生活が送れなくなった。周囲からは夫の命を無意味とも見られがちの中、美子さんは…。
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神様が与えてくれた仕事

憲章さんは若い頃、「何のために生きているのか」という思いを抱いていた。やがて眼科医院に就職し、視能訓練士の資格を得たのだが、努力が報われず仕事を辞めようと思った。ところが一転、仕事に生き甲斐を見つけ、定年まで勤めることが出来たのは、教会の先生の言葉だった。
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今になって分かるあの手紙

美智子さんは、21歳の息子を亡くした。全国優勝したほどのバスケットボールの腕前を生かし、指導者を夢見て留学をした矢先のことだった。我が子を失った悲しみの日々。そんな美智子さんの心を救ったのは、義母からのあの言葉、あの手紙だった。
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本当の元気!

かつて、市の教育委員長をしていた坂田さん(仮名)は、「いつも元気に!」をモットーに、元気な心で過ごせるように神様に願っていた。しかし実際に直面する問題はとても元気にはなれそうもない難題ばかり。坂田さんは、一体どうやって元気を頂いたのだろうか…?
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神様が使ってくださるのだから

祖父が始めた建設会社を受け継ぎ、現在は社長として忙しい毎日を送る憲一さん。「神様は、いつも必要な時に必要なことを差し向けて下さり、助けて下さる」と確信したのは、仕事中に襲われた2度の激しい頭痛がきっかけだった。
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大きな温かい懐に抱かれて

帰宅した真也さんは、寝室に横たわる妻の死を目の当たりにした。あまりにも突然で、衝撃的な出来事だった。悔いのないよう一生懸命に尽くし、どんな問題も妻と共に乗り越えてきた日々を思い出すと、不思議と神様の懐に抱かれているような安心感を覚えた。
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お世話になり続けての今日

「神様は、どんな一日を私に与えて下さるのだろう」。今日もワクワクした気持ちで人生を力強く歩む82歳のとしさん。こんな心境になれたのは、18歳の時、嫁ぎ先の義母の信心に基づいた生き様に触れたことに始まる。
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親父の龍笛

孝雄さんの父は、若い頃、九死に一生を得る経験をした。戦争中、敵の弾が頭をかすめ、血を流し、気を失っていたところ、戦死者として葬られる寸前に助け出されたのだ。その時、神様に命を助けてもらったという感激から、生涯を通してのある重大な決心をした。