先生のおはなし

何でも結構

あるとき、「先生、この色紙に言葉を書いて下さい」と差し出された。ためらったが、その真剣なまなざしに押され、断れなかったのだ。
年頭放送

神人あいよかけよの道

早朝に明るく輝く明けの明星を見た。空一面の星空に見とれていると、ふと、"お星様に見守られている"という、不思議な思いが沸いてきた。
先生のおはなし

お父さん、がんばる

妻が二人の子どもを連れて出て行ってしまってから1年余りになる。「何でこんなことに」と、妻を責めることばかりが心に浮かぶ。それが最近になってようやく少し余裕を持って考えることができ、子どもたちが幸せであるためには、その母親である妻が幸せでなければならないのだと思えるようになった。
先生のおはなし

風船かずら

隣の庭の風船かずらは、実は昔、私の母があげた苗が育ったものだった。母が亡くなって12年が経つ。長い間大切に育ててくれていたんだ…、という嬉しい気持ちとありがたい思いがわき上がり、母の笑顔が浮かんできた。
信者さんのおはなし

伊賀忍法丸太積み

浩子さんの夫は結婚10年目のある日、突然会社を退職し、家族を残し、奈良の山奥へログハウスづくりの修行に出た。2年後には会社を設立し、家族や数人の職人さんたちと一緒に生活出来るようになった。その当時、浩子さんは若いころから続けていた信心をやめていた時だったが、あるきっかけで、再び心が神様に向かうことになった。
信者さんのおはなし

母のような生き方を

高知県に住む堅田さんは72歳、教育研究所の所長をしている。金光教の信心をして、働き者で何事にも動じない母の生きる姿にあこがれ、自身も教会に参拝するようになる。22歳で中学校の教師となり、やがて不便な村の学校に赴任することとなるが、3年もすればまた戻れると思っていた。その日を心待ちにしていたが…
信者さんのおはなし

和らぎ賀(よろこ)ぶ心に

熊本県に住む阪井良子さんは結婚して40年。しかし、夫婦一緒に暮らすようになったのは、夫が定年退職した9年前。夫は捕鯨船の船員のため、航海でほとんど家にいなかった。それからというもの長年のライフスタイルの違いからか、些細なことで口論となる毎日が続く。
信者さんのおはなし

もっとお礼が言えればよかった

幼いころから親に連れられて教会へ参拝していた中込さん。16歳で高校中退し、父の下で大工見習いとなった。空襲で焼け野原となった後の復興に向け、過酷な日々が続く。