信者さんのおはなし 命へのまなざし 佐々木さんは、大学院でカワウという鳥の研究をしている。野生のカワウは一部の地域で害鳥として扱われているという。奇麗な鳥と思っていたカワウに、そうした切実な問題があることを知ったことがきっかけとなり、研究を志したのだった。 2010.07.14 信者さんのおはなし
先生のおはなし 保護観察ってなんやろ 中学生のしんちゃんは、複雑な家庭環境から保護観察が必要となり、私が担当になった。学校に登校するようになったものの、周りの環境は変わらず、いつ後戻りしてもおかしくない状況だった。やがて、先輩に誘われ、また事件を起こし、鑑別所へ送られてしまった。 2010.07.07 先生のおはなし
ちょっと一息「こころの散歩道」 ごめんね 今日は商談が決まる大事な日。出勤の準備をしていると、カッターシャツが無い。イライラしていると、アイロンを当てている妻がいた。私が怒鳴ると、妻は謝り、私は奪い取るようにして着て出かけた。自転車をこぎながらも怒鳴ったことが気になって仕方がない。その途中、手土産を忘れたことに気付いた。一瞬戸惑ったが、思い直して家に戻ると… 2010.06.30 ちょっと一息「こころの散歩道」
ちょっと一息「こころの散歩道」 ニューヨークの女神 私は娘とニューヨークへの旅に出た。無事、デトロイトには到着したが、ニューヨークへの乗り継ぎは、天候の関係で出発を見合わせるという。長女は「しんどい、眠い、帰りたい」とご機嫌斜め。ようやく離陸した飛行機内で隣り合わせた女性が、長女に声をかけてくれた。 2010.06.23 ちょっと一息「こころの散歩道」
ちょっと一息「こころの散歩道」 いまさら 87歳になるおじいさんが「せめてもう10年、元気で野菜が作りたい。こんなお願いは欲張り?」と尋ねるので「そんなことはない。でも、キリが悪いから100歳までにしたらどうか?」と提案した。すると… 2010.06.16 ちょっと一息「こころの散歩道」
ちょっと一息「こころの散歩道」 わが家の園芸日記 会社の家族宿舎を申し込んだら、庭付きの一戸建てに住めることになった。この庭で何をしよう、と考えた結果、花壇を作ることになり、奮闘の日々が始まった。 2010.06.09 ちょっと一息「こころの散歩道」
ちょっと一息「こころの散歩道」 しあわせ探し 夢と希望に胸を膨らませ、小学校に入学したマキちゃん。2、3カ月経ったころから元気がなくなり、言葉数も減ってきた。話を聞くと「楽しくないし友達も出来ない!」と涙を浮かべた。そこで、お母さんはマキちゃんに「しあわせ探し」を提案した。 2010.06.02 ちょっと一息「こころの散歩道」
天地は語る シリーズ「天地は語る」第4回「先生、オレオレ 実です」 遅刻をよくしていた教え子と久々に出会った。すると、高校で部活をして遅刻をしなくなったということだ。そのことを聞いて、何か素直に喜べない自分に気が付き、先生に尋ねてみた。 2010.05.26 天地は語る