ラジオドラマ

ラジオドラマ「ことの葉じんわり」最終回「赤飯炊いて祝え」

ある晩、私のタクシーに乗せたお客さんは、男の子を連れた若い母親でした。こんな夜更けに中央桟橋に何の用があるのか…。「お赤飯を買って」とせがむ息子に「おめでたいことなんか無いんだから」と答える母親を、私は放っておけませんでした。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第8回「腹立ち心をお供えする」

日頃から信心深い範夫さんは、神様へのお供え物を絶やしたことがありません。ある日、妻の妙子さんがお供え用に買ってきた栗に、虫が入っていました。すると範夫さんは、「悪いことが起きたらお前のせいだ!」と怒鳴りました。それからというもの次々と災難が…。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第7回「最後の言葉」

出版社に就職していた私は、新聞社勤務の文彦と結婚し、長女・紀子の出産を機に退職して家庭へ入りました。子育ても一段落したので翻訳の仕事を始めましたが、仕事に追われる毎日で、家族のお世話が行き届かないことを主人に指摘され…。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第6回「笑って許しておくれ」

私は夫を病で亡くし、85歳になる母と二人で暮らしています。母は、近所に住む親友のヨネさんと毎日のように会っていました。そのヨネさんが突然亡くなりました。母と一緒に御葬儀に参列したとき、ヨネさんが生前に遺した、ある言葉を聞いたのです。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第5回「幸せ貯金箱」

二人目の子供を妊娠中に卵巣に腫瘍が見つかり、手術をすることになった明美さん。入院した同部屋には高齢の女性がいました。認知症らしく、看護師さんとの会話もトンチンカンになるので、心が不安定な明美さんはついイライラしてしまうのでした。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第4回「当たり前は当たり前?」

山好きの邦彦さんと初江さん夫婦が、登山客のための民宿を開いたのは、今から10年前のこと。経営は順調でしたが、初江さんが病気で他界。今では、夏の忙しい時期だけはアルバイトを雇い、邦彦さんが1人細々と経営を続けているのでした。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第3回「残った、残った」

美加さんは今日、信一さんと結婚式をあげました。披露宴も終わりが近ずくにつれ、信一さんはなぜか落ち着きません。それは、足の悪い信一さんのお母さんが、花束贈呈式で金びょうぶのところまで車椅子を使わずに歩きたいと言い出したからでした。
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ラジオドラマ「ことの葉じんわり」第2回「不合格おめでとう」

3月。受験シーズンも終盤となりました。信一さんの家庭でも、一人息子の哲男君の、今日は大学合格発表の日でした。結果は不合格。受けた全ての大学に落ちてしまいました。哲男君のおばあちゃんが、その時掛けた言葉とは…。