先生のおはなし

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受け方上手

若者から席を譲られた中年女性が「次で降りますから」と座らなかったことで、ポツンと一つ空いた満員電車の座席。「人のお世話にはなりたくない」と思っている私には他人事ではないこの光景に、人の好意を上手く受け止めることについて考えてみました。
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もったいなくて

パン屋さんのアルバイトをしていた娘は売れ残って廃棄処分されるパンを可哀想に思っていました。閉店間際に毎晩パンを買いに来る、自分と同じ思いの人の行動に感動した娘は、この天地のお恵みに感謝する心を伝えたくて金光教の教師の道に進みました。
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朝の祈り

朝の道路のお掃除中、道路にお供えしてある奇麗な花束を見付けた私。その花束が交通事故で息子さんを亡くした男性からのものだとわかり、道路を行き交う人たちの幸せや、悲しみ苦しみからの助かりを祈りながら、お掃除に取り組むようになりました。
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神様におすがりしながら

私が奉仕する教会に30代の男性がお参りされた。男性は、「仕事はしたくない。お風呂も入りたくない。死にたいけれど死ぬ勇気もない」と訴えた。具体的にどうしたいのかを尋ねると、「過去に戻りたい」と言う。はじめは無理な願いだと思ったのだが、私は男性の願いに沿って懸命に神様に祈った。すると…。
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人の痛みに寄り添う

人の痛みを分かるのは難しい。ある真夜中、長男の部屋から「痛い!」という叫び声を聞いた。はじめは迷惑にすら感じたのだが、ある先生の話を思い出し、ハッとして急いで長男に応急措置を施した。私の思いを変えてくれたある先生の話とは…?
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ホームステイ

オーストラリアでの語学研修で、ホームステイをすることになった。ステイ先は駅から歩いて2、3分程度と聞いていたので、地図を片手に目的の住所を探した。ところが、歩いても歩いても辿り着かない。夕暮れも近づき、焦りと不安で押しつぶされそうになった私は、必死で神様に助けを求めた。すると…。
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神様に助けられた命

「卵巣に腫瘍のようなものがあります。すぐに大きな病院を紹介しますので」。結婚して半年が過ぎたころ、妻に妊娠の兆候があった。うれしくて、はやる気持ちを抑えながら受けた診察だったが、医師からの予期しない言葉に私たちは動揺した。しかしそれは、これから始まる紆余曲折の序章に過ぎなかった。
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言葉を生む心

日々の暮らしの中で発せられる「言葉」はどこから生まれてくるのだろう。私は小学5年生の時、交通事故で重傷を負った。一命を取り留め、集中治療室から一般病棟へ移った時、加害者の青年は震える声で「ごめんね」と謝った。その時私の口から出た言葉は、周囲を驚かせ、青年と家族を救った。その言葉とは…?