平和 この月を眺めて
戦後、金光教を信心していた父は、私を含め3人の男の子を授かった。私たちがけんかをする度に、「けんかはどちらが正しいじゃない。けんかをする姿を見るのが悲しい。神様も切なかろう」と諭し、生涯に一度として手を挙げなかった。それは、戦争という激動の波に飲み込まれた父と家族の壮絶な体験から生まれたものだった。
平和
平和
平和